七並べは、ハートとダイヤとスペードとクローバーの絵札を含む一から十三までの札を番号順に並べてゆく定番のトランプゲームです。このゲームの魅力の一つは、数あるトランプゲームの中でもババ抜きなどと同じくらいルールが分かりやすく、子供から大人まで気軽に楽しめる点です。
七並べには、分かりやすさだけでなくトランプゲームを盛り上げるもう一つの魅力があります。ゲームの序盤は手元にあるカードを番号順に並べてゆく作業が多いものの、次第に手持ちのカードが少なくなってくると参加者の駆け引きが始まります。後半になるほど、参加者は次にどうカードを出してゆくか、相手の出方次第で作戦を立ててゆかなくてはいけません。
七並べには、順番通りカードを出せない場合に三回まで並べるのをパスできるというルールがあります。このルールは、ゲームの終盤でゲームの行方を大きく変えることができるので、参加者を盛り上げてくれます。例えば、自分が順番通りにカードを並べられる場合であっても、あえて自分がパスをすることで相手にパスを三回させる作戦をとることができます。
七並べは分かりやすいルールで始められて、子供も大人もその場ですぐに盛り上がることができる定番のゲームです。ひまな時間があってちょっとしたスペースがあれば、少人数でも楽しめるのでおすすめです。このように、七並べは参加者が番号順にカードを並べてゆくシンプルなゲームでありながら、途中にお互いの駆け引きがある楽しいトランプゲームです。